たまにはカメラの話でも。 ~ミノルタα7700i~
最近、自転車の話ばっかりしていたので、たまにはカメラの話をしようかな~と思いまして、この記事を書いています。
カメラといっても、現在主流のデジタルカメラではなく、少し古い、でも現役で風景を切り取っているフィルムカメラの話です。
私が使っているのは、今は無きミノルタが1988年に発売したα7700iというカメラです。
AF機能がカメラに付き始めて2世代目のカメラですね。ちなみに、私はこのカメラに出会うまでは普通のコンデジを使っていました(今でも使っています)。
コンデジにはコンデジにしか撮れない写真がありますし、一眼やミラーレスにしか撮れない写真があると思いますが、私は一眼で撮る写真に惹かれたのでこのカメラを購入(ヤフオクでしたので落札ですかね)しました。
で、なぜデジタルが普及している中フィルムにしたかというと、祖父の影響ですね。
以前帰省した時に祖父がカメラをくれたのですが、そのカメラがフィルムカメラだったんです。
このミノルタAというカメラです。分かりやすいように動画を撮りました。
ネットで調べてもあまり詳しいことが出てきません。
ただ、私が持っている個体はシャッタースピードが1/400まで出るんですが、ネットの情報だと最高が1/300というんですよ。バリバリ現役で使えるんですが、如何せん情報が少ない…
レンズにはカビは無いし、きちんと巻き上げられるし、タイマーまでしっかり動きます。以前、フィルムを入れて写真を撮りましたがしっかり撮れていましたよ。
このカメラは、当然AFなんかありませんからマニュアルで合わせるんですがコレが結構楽しいんですね。うまく説明できないんですが、ファインダーを覗くとその中心に色が少し変わっている四角形があるんです。(四角形以外の所は普通の色で、その四角形が薄いピンク色に色がついています)で、ピントを合わせるためにフォーカシングすると、ピンク色の四角形に写っている景色が左右に動きます。
簡単に言うと、他の所の景色とピンク色の四角の景色が一致するところでピントが合う…ってことです。(説明下手ですみません)
これで写真の楽しさに気づき、AF2世代目のα7700iを購入したわけです。
これがまた良いカメラで、写真が楽しくなるんですよ。
この時代のカメラって、グリップが加水分解してベタベタになったり、白くひび割れてたりする個体が多いので、少し高かったんですが綺麗なものを選びました。
ちなみに使っているレンズは、AF75-300DVⅡ/4.5-5.6とAF24-85です。
どちらも使い勝手のいいレンズですが、24-85の方をつけっぱなしにしています。というのも、風景を撮ることが多いので望遠側が300もいらないかなーと思っているからです。(単焦点買えってつっこみはなしで…w)そういったこともあるので、24ー85にはサーキュラーPLもつけています。
そういえば、この前ミノルタのフィルムカメラの代名詞、インテリジェントカードも買いました。
α7700iって古いので使えるカードも限られてきますから、この8枚の内使えるのは確か5枚だけだった気がします。
褒めてきたα7700iですが、特に不満な点が無いというのも魅力ですね。
強いて言えばファインダーで見えているものよりも一回り大きく写る点が不満ですね。(ファインダーの視野率が~って話)自分で写らないように調整すればいいんですが、意外と面倒なので視野率100%のカメラが羨ましいです。
ただ、私は他に悪い点は無い(と思っている)のでフィルムカメラに興味ある人は使ってみるのもいいと思います。
フィルムの生産が続いている限り使い続けたいと思える、素晴らしいカメラだと思います。
ミノルタのレンズも良い物が多く、手に入りやすいのでフィルムカメラ初心者の方にもおすすめなカメラです。